【ジャンクノートパソコンと埃】
ジャンクノートパソコンに限らず、長期間使われたノートパソコンの中には、その使用環境
で違いはありますが、内部に綿ゴミやほこりなどがたまっています。
ジャンクノートパソコンを分解する過程でこういった物を目にする機会も多いと思いますが、
管理者はその都度、エアダスターで吹き飛ばしています。余談ですが、デスクトップなど大
きな筐体の物は,エアダスターでは飛ばせないのでエアコンプレッサーを使用します。
なぜこんなことをやるのかというと、勿論掃除の意味もありますが、未然に故障を防ぐという
意味でもこの作業は大切です。
綿ゴミは乾燥している時はいいのですが、湿気を帯びた時に基板上でショートをおこす
可能性があるからです。
よく電気製品のコンセントを差したまま綿ゴミが堆積し、ショートを起こして火事になったという
これと同じようなことがノートパソコン内の基板上で起こるわけです。
せっかく動作するジャンクノートパソコンだったのに、そんなことで更に症状の重たいジャンクに
なってしまったなんて悲惨なことにならないよう、分解する機会の多いジャンクノートパソコン
なので、分解した際にはブーっと、エアで吹き飛ばすといいですね。
まさかこんなことはやらないと思いますが、分解しないまま、冷却ファンの吹き出し口から内部に
エアダスターを吹くのはやめましょう。ゴミはでないしトラブルの原因にもなりかねません。
エアダスターはホームセンターでも売っています。
普通の中古パソコンでも、買ってきたら基板上のほこりを飛ばしてやりたいところですが、
分解に自信がない人にはお勧めではありません。
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